突然ですが、あなたはいま鼻で呼吸していますか?それとも口でしょうか?口で呼吸してしまっている方、要注意です。何気ない口での呼吸、実は口臭の原因になることもあるんです。
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実は、そもそも口というのは呼吸器官ではありません。人間以外の動物は一切口で呼吸をしないのです。では口は何のためにあるのでしょうか?何を隠そう、消化のためです。口に取り入れた食物を、歯で小さく砕いて、唾液と混ぜて分解し、胃や腸で分解しやすくしてくれるんですね。ところが、頻繁に口呼吸をしていると、口の中が乾燥してしまいます。
そうすると、食物を分解しにくくなったり、虫歯の原因になったり、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。雑菌が繁殖すると、粘膜や食べかすなどに含まれるタンパク質が分解、発酵してしまい、その結果イヤーな臭いのするガスが出てしまうのです。口呼吸にはたくさんのデメリットがあることがわかりますね。
では、口呼吸による口臭や歯周病を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。そう、口ではなく鼻で呼吸すればいいのです。簡単なことのようですが、いま口呼吸をしてしまっている方は何らかの対策が必要です。
起きている間の口呼吸に関しては、常に口を閉じて、舌が口蓋の上につくように意識するのがおすすめ。正しい舌の位置が守られていれば、自然と鼻呼吸が出来るようになります。また、鼻づまりから口呼吸になってしまっている場合は、ホットタオルなどで鼻を温めてあげるのもいいでしょう。楽に呼吸ができるようになります。
他にも、口呼吸を防止するうえで厄介なのが、睡眠中。朝起きた時に喉が痛い、口がカラカラに乾いている方は口呼吸になってしまっている可能性があります。対策としては、サージカルテープなど、肌に優しいテープを唇に貼ってあげること、物理的に口が開かないようにすることで鼻での呼吸を促すことができます。また、枕にも口呼吸の原因が潜んでいるかも。高さの合わない枕を使っていると、首の角度が不自然になって、口が開いてきてしまうこともありますから、一度見直してみるのも良いかもしれません。
上記の対策を一通り行っても改善が見られない場合は、一度歯科や耳鼻咽喉科などの病院に行ってみることをおすすめします。
何気ない口呼吸のリスクとその対策についてご紹介しました。ぜひ鼻呼吸を習慣づけて、口臭や健康の不安を解消しましょう。