なかなか洗った髪が乾かずイライラしたことが、女性なら誰にでもある経験でしょう。
特にドライヤーを使うのが憂鬱な夏は、なおさらのことです。
ドライヤーの熱風で、お風呂上りにまた汗をかいてしまうなんてテンションが下がりますが、髪にダメージを与える自然乾燥は、やりたくありません。
そこで、何とか解決できる、髪を早く乾かすよい方法がないか調べてみました。
髪を早く乾かすために3つある大切なことのうち、特に注意したいのが、乾かす前の作業とドライヤーの風を当てる場所です。
お風呂から上がったら、髪の水分を吸収しやすいタオルで、しっかり拭き取りましょう。
水分を拭き取ったら、髪を傷めないように目が粗い櫛で繰り返しとかします。
「水分が少なくなってきた」と感じたら、ようやくドライヤーの登場です。
乾くまでに時間がかかってしまうため、湿気が多い洗面所や浴室の近くから離れた場所で、ドライヤーを使いましょう。
髪の量が多い私は、伸びれば伸びるほど時間がかかりますが、毎回10分ほどかかるのは、洗面所で乾かしているからかもしれません。
髪の表面に当てるだけでは、分厚い層の内側まで乾かせないため、頭皮にドライヤーの風を当てます。
ドライヤーを持っていないほうの手で髪をめくるようにしながら、隙間から頭皮に風を当てると、しっかり髪の根元が乾き、雑菌の繁殖を防げます。
雑菌が増えると発生する生乾き臭は、シャンプーで洗っても取れません。
美容室のスタッフは、お客様の体感がわからないため、当たり過ぎたドライヤーの風で熱くならないように、手首を振りながら乾かしています。
しかし、自分で乾かすときは振る必要はなく、間違った行為です。
調べたことを私も早速試してみると、5分ほど経つとほぼ乾き始め、以前より早く乾きました。
乾かす前の作業と、ドライヤーの風を当てる場所を意識しただけで、こんなにも違うことに驚きました。 意識すると、乾くまでの時間が短くなっただけではなく、多少髪がサラサラになったような気もしました。
ひと手間加えただけで、毎回のイライラが解消されました。 なかなか髪が乾かず、悩んでいる方にぜひ試してほしいものです。